2020-01-01から1年間の記事一覧
1.債務整理にも色々な方法がある過払い金返還のおかげで債務整理という言葉が、随分浸透したように思います。債務整理とは基本的にはいま抱えている負債をどう整理するのか、眼目は生活や事業の再建にあります。そしてその債務整理にも、色々な方法がありま…
1.はじめに「えっ、あの会社が!?」大手企業の経営破綻のニュースを見ると、いつも驚かされます。中には、つい最近までテレビでCMを流していたり、あるいは大物芸能人を使ったキャンペーンを展開していたりなど、破綻とは無縁のところで活躍していると思…
1.はじめに1990年代後半はテレビや電車の中の広告で、消費者金融系の広告を見ない日はありませんでした。それが2010年前後になると消費者金融系の広告から司法書士事務所や法律事務所のものばかりになりました。司法書士というと土地や建物の名義変更という…
1.はじめに「金は天下の回りもの」とは、よく耳にする言葉です。ただお金を貯めるのではなく、うまくお金を使うことで増えるのは事実でしょう。借金というと後ろめたさがありますが、借入もうまく使うことでお金を増やすことになるようです。節税効果を生む…
1.はじめに事業をしていくと、継続的に末永く特定の人と仕事をしていきたいと思うものです。そのようなパートナーがどれだけいるのかによって収入の目処が立ちますし、ともすれば事業の成功か失敗も決まります。ですが、長い月日を経ていくうちに事情が変…
1.はじめに人には他人に知って欲しい事柄と、その逆に知って欲しくない事柄があります。自分の背負っている借金、専門家に依頼した債務整理、手続選択の結果として選んだ破産などは、最も知られたくないことの一つだと思います。それでは、このような借金…
1.はじめに倒産などの話を聞いていると、必ず出てくる質問の一つに「確実に売掛金を回収できる方法を教えて下さい」というのがあります。事業を経営する者としては、売掛金の回収は大切な仕事です。ですが、経営に黄色信号が点灯した所からの回収に王道は…
1.はじめに携帯電話の請求書、ポイントカードを作った店からのダイレクトメール、郵便ポストを開けると色んな郵便物が入っています。その他にも正月であれば年賀状、夏の梅雨明けシーズンなら暑中見舞いが届くこともあります。これらはご存じの通り、郵便…
1.はじめに破産手続を含めた債務整理を弁護士や司法書士に相談する時点では、相談者の多くは債務超過に陥っていることがほとんどです。最初の時点では業績が良くないから、その足りない部分を補うために融資を受けるなど、ちょっとしたことから始めること…
1.はじめに2020年はコロナの影響で、株主総会や諸々の総会の開催に苦労をしているとの話をよく耳にします。株主総会では、通常は株主からの質問対策に時間を費やすのでしょうが、今年はクラスターが発生しないようにどう総会を運営すべきなのかについ…
1.はじめに事業をしていく、または生活をしていく中で、返済が厳しく思う時があるかもしれません。それも一時的にではなく、今後も継続的にそういう事態に陥りそうだという時に浮かぶ言葉は、「破産」ではないでしょうか。それでは破産とはどういう状態の…
1.はじめに・20年位前の話ちょっと今回は趣向の変えた話をしたいと思います。何の世界でも流行り廃りがありますが、貸金業の世界にも、それはあるように思えます。どちらかと言うと、今は廃っているのかもしれません。西暦にすると2000年前後の話、今から2…
1.2つある破産申立の方法破産申立には大きく2つの方法があります。一つは債権者破産です。これは債権者から債務者に対して破産申立が行われる方法です。大口破産等でかつてはよく利用されていました。返済の滞った、いわゆる不良債権も債権であって、簡単…
1.債務超過とは債務超過。自己破産に限らず、債務整理を第三者に委ねる人は、概ねこの状態に陥っています。借りては返すの負のスパイラルです。例えば、手形が落ちるのは15日、残高が不足していると落ちずに不渡りとなってしまうので、いま不足している分…
1.はじめに新型コロナの影響が徐々に経済面で出始めています。観光客を当て込んだ観光業界にまず打撃を与え、続いて飲食関係に。その他の業界にも大きな影響が出てきています。リーマンショックの時にも色々ありましたが、今後は景気の悪化とともに、破産…
1.はじめにこれほど先の見えない年が過去にあったのでしょうか?2011年の東日本大震災も衝撃的な天災でしたが、この2020年初頭から始まった新型コロナの蔓延は世界中を駆け巡り、そしてこの国の私たちの環境にも悪影響を与えています。じわりじわ…
1.はじめに 自己破産後の生活について書く前に、破産前の生活について紹介したいと思います。私は40代の会社員です。大学を卒業してから営業畑を歩み、30を前に結婚。子供が大きくなるのを見てマイホームの購入を決めました。子供は2人。妻は生活費の…
1.はじめに ある自営業者がいました。事業意欲が旺盛で次から次へと事業を展開し、新しいことに積極的に挑戦していく人でした。この方の唯一の大きな弱点は数字が苦手ということでした。計算がとにかく大嫌い。経理や会計は従業員か税理士に丸投げで決算書…
1.はじめにバブル崩壊の頃に聞いた話です。ブランド物に身をまとった人からの「自己破産したい」という相談があったようです。ですが、抱えている債務を整理したい、何とかしたいと相談に来る人のほとんどは真面目な方です。自分の作った借金だから何とか…
1.はじめに 「5」や「0」の付くいわゆる五十日や月末が近づくと、支払のことが気になってくる、あそこは支払が遅れると直ぐ電話がかかってくるとか、事業者であれば手形は無事落ちるのかなど、気を揉むことが色々あることでしょう。そのサイクルに追われ…
1.はじめに 目の前に大きな問題を抱えていると、だんだんと視野が狭くなり、ついには目の前のことしか見えなくなります。そのあと、どうすれば良いのか?などと考えている余裕がなくなるので、それもある意味、仕方の無いことかもしれません。目の前の支払…
1.はじめに私はペーパードライバー。運転免許を取ったのはもう10年以上前の話で、以降は運転したことがありません。今ではアクセルとブレーキの位置もあやふやです。免許の更新を重ねてゴールドになりましたが、その華麗なる経歴に少し後ろめたさを感じ…
1.はじめに 知り合いから、こんな相談が寄せられました。知り合いの息子は現在高校生で大学受験に向けて勉強を頑張っています。しかも奨学金を得て大学に行こうとしているとのこと。勉強熱心で親思いなお子さんだなと思っていると、その相談者は過去に自己…
1.はじめに 今から約10年前の2010年頃のことです。電車に乗っていると法律事務所や司法書士事務所の過払い金返還の広告が中吊りにあるのをよく見かけました。テレビやラジオのCMでもよく見聞きしました。消費者金融から借入がある場合、場合によっ…
1.電話の鳴り止まない豪邸先祖代々地主だったのでたくさんの土地を所有していました。また土地持ちにふさわしい立派な家がありました。その外面に似つかわしくない債権者からの電話の数々。それが思春期を向かえた頃の私の実家の話です。毎月25日前後は…