日記

インボイス登録 しなくちゃいけないの?

個人事業主やフリーランスで働いている友人が多いのですが、「うちはインボイス登録しなくちゃいけないの?」という相談が増えています。今日はお蕎麦屋さんでランチをしながらそんな話をしてきました。 正直な話、「この職種はインボイス登録はしなくていい…

自己破産すると携帯電話を持てなくなるの?

携帯電話はかつては贅沢品でしたが、今やもうほぼ生活必需品と言ってもよいと思います。 しかし、自己破産をすると携帯を解約されるのではないか、新たに携帯電話を契約もできなくなるのではないかと心配し、借金があるのに自己破産に踏み切れず悩んでいる方…

医療費の支払が厳しい!自己破産しかないのか

医療費や入院手術費用が高くなると、費用を支払に困る可能性も出てきます。そんな時には自己破産するしかないのでしょうか? 医療費の支払が厳しい場合、まずは金銭的な負担を軽減できる「公的」な制度の利用が利用できないか、考えてみましょう。 医療費や入…

借金を相続しないための手段 相続放棄について

相続と聞くとどんなイメージを持つでしょうか?土地や建物などの不動産を受け継いだり、遺産としてお金をもらうことを想像する人が多いかもしれません。 しかし、遺産の中にはマイナスのものも含まれます。要するに借金は本人が死ねばそれでおしまいではなく…

親が自己破産! 子どもの学費はどうなるのか

親の自己破産により、子どもの学費の支払に影響が出ることはあるのでしょうか? 奨学金を借りている場合には、影響する可能性を否定することはできません。 奨学金を借りていない場合であっても、親が自己破産する場合、子どもへの影響はゼロのわけがありま…

災害時のローン返済に使える制度

2023年5月5日に能登地方で震度6強、5月11日の早朝には千葉県木更津市で震度5弱の、大きな地震が発生しました。被害を受けられた皆様には、心よりお見舞い申し上げます。 さて災害が原因で事業が傾いたり、ローンが返済できなくなる人も少なくありません。こ…

自己破産すると、結婚指輪は手放すことになるのか

今日はおめでたいニュース話を聞きました。従兄弟の結婚が決まったというのです。今年はこういったうれしいニュースばかり続くと良いのですが。 さてこのブログは、破産の情報を書いていくブログです。この機会なので、破産した場合に結婚指輪が残せるのか、…

自己破産した場合、自宅に住み続けられるのか

1, 自己破産すると、身ぐるみはがされるって本当? 今年の冬休みは、久しぶりに友人数人と食事に出かけました。久しぶりに直接会って食事ができ、とても楽しい時間でした。 その際に、「自己破産すると身ぐるみはがされるの?」と聞かれました。自己破産なんて…

財産を継承する時に借金も相続対象となるのか

1.借金も相続対象となるのか もし仮に、自分が近しい親戚の相続人だとした場合、その人が死亡すれば故人の財産だけでなく、借金も継承することになります。このように借金を相続することになった際に、注意すべき点を知りたいところでしょうか? あわせて、…

時効と自己破産の違いとは?ポイントを解説

1. 借金をゼロにできるのは本当なのか 現状として借金返済に追われているということなら、苦しめられている借金をどうにかしてゼロにできればいいのに!こういう希望を抱いている方は、世間にたくさんおられるでしょうか? たとえばですが、時効まで放置して…

債務整理について解説

1.債務整理とは? 債務整理は返済金額を減らしたり、支払いに猶予を持たせたりすることで、借金返済の悩みを解決できる手続きのことです。 債務整理の手続きは自分で進めるよりも、弁護士・司法書士に相談したほうが確実ですが、その前に現在の借金残高を把…

破産管財人の役割と対応方法を詳しく解説

1.自己破産の時、破産管財人が選ばれるけど、どういう役割を持った人? 破産管財人は、「破産手続において破産財団に属する財産の管理及び処分をする権利を有するもの」で、わかりやすく説明すると破産者の持っている財産を管理したり処分してお金に換える人…

自己破産をする人の割合とは?

1.自己破産する人は年代や性別で違うのか あなたは、自己破産をする人とはどの年代の人が多いか、 男性と女性ではどちらが多いか、想像できますか? 普段の仕事や生活をする中で、自己破産をする人とはほとんど会うことはありません。 借金を背負って困っ…

自己破産をする人の特徴とは?

1.自己破産をする人とは? 自己破産をする人には特徴があるのでしょうか? ギャンブルにハマる人、身の丈に合わない派手な浪費家、事業で失敗した実業家。 映画やドラマを見ていると、このような人をイメージしてしまいます。 ですが、このような人は自己…

自己破産の理由や事例を解説!

そもそも、人はどのような理由で自己破産をしてしまうのでしょうか? ギャンブルなどの浪費による借金が原因でしょうか。 いいえ違います。 借金自己破産をしてしまう人の中で最も多い理由は低所得や生活苦の原因による多重責務に陥るということです。 低所…

自己破産ができない場合とは?

そもそも自己破産とはどのような事をいうのでしょうか? 自己破産とは収入と借金のバランスが崩れ、収入が不足し借金返済の見込みがたたないことを裁判所に認めてもらい、合法的に借金から逃れる手続きの事を言います。 しかし、借金が多いだけでは自己破産…

破産時の財産隠しは合法か?

1.支払で追い詰められていくと人は追い詰められてくると、目の前のことで精一杯になって周りが見えてこなくなります。他方でどこかに冷静な視点がある場合もあります。例えば何かアクシデントがあるとその対処で頭が混乱しますが、頭の片隅には「でも、こ…

破産すると職業制限はあるのか?

1.破産すると職業制限はあるのか?破産という言葉には思い響きがあります。借金が返せなくなって裁判所に申し立てをして、支払の義務を免責してもらう制度です。この制度を利用することで支払の義務は免れますが、信用情報には数年間記録が残りますから借…

役員が負う責任

1.役員になると株式会社など法人の役員に就任すると高額の報酬がもらえるかもしれません。他方で会社の役員が負う責任は大きく、時には訴えられるリスクもあります。このように役員はハイリスク・ハイリターンな立ち位置にあると言えます。2005年の会…

むしばまれていく自尊心

1.はじめに人は大なり小なり夢があります。夢を実現するためには自分を信じ、時には我慢して辛いことなどを乗り越えていく場面が出てきます。そのときに自分の力を信じ切ることができれば、夢の実現への大きな原動力となるでしょう。ところで借金を重ねる…

租税債権に気をつけよう

1.埋もれている租税債権会社や個人事業主を取り巻く資金繰りの状況が悪化してくると、返済の色々な面で悪い影響が出てきます。支払先としては銀行、仕入れ先、従業員、その他税金など多方面に渡ることでしょう。そして、たいていの事業者は督促の厳しい所…

保証の改正点・公正証書が必要な場合が出来ました

1.保証債務の入り口は・・金銭消費貸借契約等で出てくる保証人とは、本来は主たる債務者の支払がない場合に支払義務を背負う立場にある者です。主債務者に請求しないで保証人に請求してきた場合には、まず主債務者に請求して下さいと言える権利が普通の保…

根保証とは

1.保証人になる発端は債務整理をする際に、専門家は必ずその原因を依頼者から聴取します。また破産申立をする場合も、その原因を記載する箇所があります。債務超過となる、債務整理をする、その原因の一つが保証人になっていたという事実です。保証人とは…

会社分割と詐害行為

1.会社を建て直す方法を考える会社が倒産すると、多くの関係者に影響が及びます。場合によっては連鎖倒産という事態も起こることでしょう。倒産の最たるものが法人格の消滅する破産ですが、その他の民事再生や会社更生法の適用をとっても、法的整理に入った…

相続人不存在の手続き

1.相続人不存在とは相続人となるのは配偶者、子供、直系尊属、兄弟姉妹やその代襲者ですが、被相続人にそのような者がいない場合があります。または相続人となる者は存在しているのですが、相続放棄をした結果として相続人が不存在となる場合があります。…

信託と遺留分

1.はじめに近年、信託がちょっとしたブームになっています。信託というと投資信託のイメージがつきまといますが、ここでいう信託は家族信託のことを言います。新しい財産管理の手法として近年注目されています。 2.信託とは信託とは一定の財産を委託者が…

使い道の定まらない不動産を相続した場合

1.はじめに相続とは一切の権利義務を承継する制度です。これはいるけど、あれはいらないという注文は遺産分割協議で相続人全員の合意がない限りはできません。また知っている知らないに関わらず、遺産を承継します。もし相続人が1人であるならば、遺産分…

株式の相続・議決権の観点から

1.はじめに相続とは、被相続人の所有していた債権債務の一切を引き継ぐ包括承継の一種です。その中には現金や不動産だけでなく、株式も含まれます。前回、誰が所有者かわからない所在不明株主の問題を紹介しました。今回は株式を相続した場合の議決権につ…

相続に伴う株主リスク

株主が誰であるか、それは会社にある株主名簿や、税理士が作成する別表2という書類を見ればわかります。その株式も財産ですから、他の財産と同じように相続の対象になります。とすると、相続を繰り返して細分化してる場合があります。下手をすると誰が株主…

法定相続情報証明とは

1.はじめに相続の手続きを進めるには、戸籍を集めなければなりません。被相続人の死亡から出生まで遡りますので、何通にもなることが多いです。しかも、手続きの中には3ヶ月以内と期限があるものもあり、同じものを何回も取らなければならない場合もあり…